コンテナハウス百科事典(FAQ)

Q_0(番外編). 他のWEB_SITEでこちらの仕事と同じ写真を散見することがありますが、それはどういうことでしょうか。

  • A0.このサイトで掲載している仕事の写真は、全て「現代コンテナ建築研究所」のオリジナルの設計監理の物件ですので、全て当社のデザインによるものです。他で見られる事がある時は、「施工」で関係したか、代理店か(会社概要に案内があります)、あるいは虚偽の「無断掲載」によるものです。特に(「containerbase」としてWEB上に流布掲載されているものは全て当社設計監理の実績で、containerbaseとは全く関係のない無断掲載ですので弁護士事務所から指示をしていただき削除をお願いしました。まだpinterestには残っているようですがとりあえず虚偽の無断掲載です。)
  • 当WEBにおいて掲載写真に他社のもの、当社が設計監理したもの以外を掲載していることは、海外物件を含めて、1物件たりともありません。どうやら他にも当社物件写真を無断掲載しているところを散見しますが、それぞれの物件に対しての詳しい説明は当社でないと出来ないと思いますので、なんでも気になることがあれば、微に入り細に入り当社にお聞きください。全て即座に正しくお答えします(爆笑)。現段階ではそんな業界であることが私共は残念でなりません。

(株式会社デベロップ掲載写真を除く_株式会社デベロップは業務提携先desu

Q1. 現代コンテナ建築研究所は何をしてくれる会社なのでしょうか?

A1.お客様が望まれる建築計画を作り、それにあったコンテナハウスの設計をし、コンテナ建築の・設計・監理_をし施工してお渡しします。日本全国での展開なので、工事に関しては、建設地の工務店を探し、地域の工務店に建築をしてもらう事もあります。

Q2. コンテナハウスの実績は多いのでしょうか?

A2.間違いなく日本最多と言えるでしょう。あらゆる工法を開発し、コンテナハウスでは独走状態です。それはこのWEBを隅々まで見ていただければわかります。当社の設計したコンテナハウスが他のWEBで使われている事もありますが、このWEBのコンテナハウスは全て当社のオリジナルで、設計監理をしたものです。実績写真集をご覧ください。ほんの一部ですが実績作品の写真を公開しています。

Q3.こちらで使われているコンテナハウスは海洋輸送用のコンテナではないのですか?

A3.はい、違います。日本の建築基準法をクリア出来るように計画された「建築用コンテナ」です。鋼材は建築基準法第37条に規定されたJIS鋼材を使っています。サイズは海洋輸送用コンテナと同じで、コンテナとしても認められ、コンテナ船や、コンテナ用トレーラーで運べるようになっています。そのオリジナルコンテナを使ってコンテナハウスを作っています。

Q4.中古コンテナでもないのですね。

A4.建築用に開発されたコンテナで、建築するプランに合わせて製造されていますので、その為に作られています。従って、毎回製造される新造コンテナのコンテナハウスです。

Q5.中古コンテナを使ってローコストな建築を作りたいのですが・・・・。

A5.当社はコンプライアンスを重視していますので、建築基準法に準拠しない中古コンテナは扱いません。中古コンテナの価格帯では無理ですが、新造の建築用のコンテナでも木造並みの価格で対応していますのでご相談ください。構造形式としては当社のものは「重量鉄骨」のジャンルで、ラーメン構造という構造形式になります。最も強度の高いジャンルです。

Q6.海洋輸送用のコンテナはコンテナハウス建築には使えないのですか?

A6.建築のジャンルで「四号建築」というジャンル。(鉄骨であれば、平屋で500㎡以内)の場合、自治体の「建築主事」がよし、とすれば可能な場合がありますが、建築基準法第37条の、JISまたはJAS、あるいは国土交通省の大臣が認定した材料を使いなさいという法律を基本的にはクリア出来ないので難しいと考えています。行政の担当部署にお尋ねください。

Q7.海洋輸送用コンテナを使ったコンテナハウス建築は違法建築なのですか?

A7.上記しましたように4号建築の場合、行政の建築主事が「OK」を出せば認められる事になります。つまり、認める事もあれば、認めない事もあります。当社では確定的ではないので、その専業をしているものとしては、使わない方針で建築を行っています。

Q8.海洋輸送用コンテナを使った建築物を時々見るのですが?

A8.建築主事が認めたのでしょう。あるいは○×建築かも知れませんが見解はQ7の通りです。「人はやってるよ」なんて話は、当社は興味ありません(爆)。

Q9.コンテナでは室内の断熱は出来るのでしょうか?

A9.建築物は理論にそって計画致します。「断熱計画」をし、「断熱施工」をすれば理論通り断熱をする事が可能です。当社は北は北海道、南は石垣島の離島まで作ってきましたが、快適に生活、あるいは過ごしていただいています。

Q10海のそばでは「錆(サビ」の問題はないでしょうか?

A10.海のそばはなかなか過酷な環境です。錆が出ないとは言えませんが、錆は鉄と空気と水分や塩分が接触すると起こる「酸化作用」です。塗装のメンテナンスをし、塗装がはがれたところをこまめに再塗装するなどのメンテナンスをする事に寄ってかなり避ける事が出来ます。海に浮かぶ「船」もその多くが「鉄」で出来ていますが、適切なメンテナンスで40年も50年も使われています。また、耐塩仕様の「亜鉛メッキ鋼材」を使った仕様もございます。ノーマルに比べて錆が非常にでにくくなっています。壁材は基本的に錆に強い「コールテン鋼材」をノーマルで使っています。

Q11.コンテナハウスのメリットはズバリなんですか?

A.11.私どもが着目している最も優れた特徴は「可搬性」です。これは長い建築の歴史の中で多くの先人達が挑んできたものです。その典型は今では「トレーラーハウス」などでしょう。コンテナハウスはトレーラーハウスほど簡単に移動出来るものではありませんが、一般の建築と同じようなプランが可能な上に「可搬性」を持っているという所が一般建築と最もちがう所です。メタボリズム建築という事が出来ます。

Q12.コンテナハウスは、竣工までにどのくらいの期間が必要ですか?

A12.建築する建物のお話を聞き、設計を行い(この間は物件や、相手によってずいぶん違いますが概ね1ヶ月はかかるでしょう)。じゃあこれでいきましょうという合意に至ってからコンテナの製造を始めます。コンテナ構造体が出来上がるまでに約1ヶ月程かかります。この間、「建築確認申請」を行い。コンテナが出来上がる頃に「確認済証」が発行されます。ここから現地の基礎工事などを始め、基礎が完成した頃、コンテナが海を越えてやってきます。そのコンテナを設置してから約2週間から1ヶ月(物件の性格によって変わります)程で竣工するのが一般的です。
つまり、「よしこれで」となってから出来上がるまでに2〜4ヶ月。現場工事は2ヶ月から3ヶ月以内というイメージです。
(年間の中で2月と10月が工場の休み期間があるのでその場合少し出荷に時間がかかる事があります)

Q13.コンテナハウスは「何階建て」まで可能でしょうか?

A13.基本は2〜3階建てと考えてください。当社には4階建ての建築の実績はありますし、それも可能なのですが、地域指定や用途地域によって可能な階数という制限も出てきますし、「耐火建築」「準耐火建築」「その他」の選択によっても違ってきます。コンテナハウスの特徴を充分に発揮するには「準耐火」までの構造形式をお勧めしています。「耐火建築」も可能ですが、コストや可搬性の部分でだんだん特徴が薄くなってしまうからです。

Q14.JIS鋼材のコンテナハウスって何が言いたいのですか?

A.14.日本の建築基準法は、皆さんの資産を守るためや、安心安全な建物を作るために、材料の規定をして、その強度等を担保しようとしています。そのために色々な基準を設けてある材料のJIS(日本工業規格)認定品を使いなさい。という規定があります。海洋輸送用コンテナはJIS鋼材は使ってありませんから、その性能を確かめる事が出来ません。それで、この法規を満足出来るように「JIS鋼材」を使って作っているものが当社の建築用コンテナです。鋼材はその出所内容を証明する「ミルシート」というものが発行されます。

Q.15.鉄工所のグレードって何ですか?

A.15.上記と同じく、安心安全の建築物を作るために、鉄骨工場も一定以上の技術力を持っているかどうかを基準を設けて公的機関がチェックし、その基準に合格した鉄工所に「グレードを認定」しています。Jグレード・Rグレード・Hグレード・Sグレードなどレベルが様々ありますが、一般的コンテナハウスであればJグレード以上の技術で大丈夫です。グレードは「要件」ではありませんが、建物によっては「規定の溶接技術を証明」出来なければなりません。」その証明の代わりに「グレードを持っていれば」技術チェックがすでにされているので「証明」の代わりになるのです。

Q16.最新技術のハイブリッド工法とは何ですか?

コンテナは「規格寸法」で作られています。普通に考えると、それらを組み合わせて複合的建物を作ろうとすると、そのサイズは、コンテナの外寸の「整数倍」の建物になってしまいますが、コンテナとコンテナを「自由な寸法の鋼材」で繋いで組み立てることにより、全体的には自由な寸法で計画する事が出来ます。その開発した工法の名称を「ハイブリッド工法」と呼んでいます。またこの工法は「コストダウンにも繋がる」工法で、当社では積極的に応用しています。なお、この呼び方は当社独自のものです。また、当社は規格外寸法のコンテナをコンテナ船で運ぶ方法も開発していますので、規格外寸法で作る事も可能ですが、少々輸送費がアップします。