コンテナガレージを作る |001コンテナ単体 ガレージ

コンテナとガレージのイメージ上の相性は抜群ですね。
無機質な感じ、インダストリアルな感じ、頑丈な躯体。
大切なクルマを保管するにはもってこいです。

さてそのコンテナですが、サイズ的には20FEETのコンテナでどうでしょう。
20FEETのコンテナは外形寸法でW2438XL6058XH2591(またはH2896)です。
そのまま使うにはワイドが足りません。
クルマを入れると、ドアを開けられないんです。

ガレージ

何かガレージに使えるような方法はないでしょうか。

いくつか方法があります。

1.扉を開け閉めする位置に開口部を作り扉が開くようにし、人の出入りを可能にする。

ガレージ2

人の出入りは可能になりますが、軽自動車ならまだしも、かなりの腕がないと出入りの時に、大事な車の 側面をこすりそうです。

コンテナの寸法は変えられないのでしょうか。実は自由な寸法で作ることはできるのですが、実際にはコンテナ船で運べなくなるし、コンテナトレーラーでお宅に搬入する事も出来ません。
でもまだ方法はあるのです。

2.コンテナを倒したプロポーションで使う。
これは当社オリジナルの考え方です。すでにこの方法で宿泊施設の「ベッドルーム」なども作っているのです。単純に「横倒し」にするのではありません。「横倒しにした時に正しく使える状態としてコンテナを製作する」。はい、目からウロコの発想です。

ガレージ

さてそれをやってみるとどうなるでしょう。こうなります。

ガレージ3

さあ、出来ましたよ。これなら出入りも、乗り降りも楽勝です。盗難にも、イタズラにも合わない安全安心のカッコいいガレージの誕生です。
そしてもちろん「建築物」ですから、当社に任せていただき、法令を守って設置いたしましょう。

というのが「コンテナ単体」でガレージを作る方法でした。
次回の「コンテナガレージを作る」では、いくスパンション工法という方法でガレージを考えてみます。