オフグリッドタイニーハウス

お待たせしました。「オフグリッドハウス」の「タイニーハウス」です。

色々な意味で、解放される概念「オフグリッド」。わかりやすい意味でいうと「電力会社の世話にはなりません」。つまり「原子力発電にも、火力発電」の世話にもならず、クリーンなエネルギーで、どなたにも迷惑を掛けず、生きていく、地球環境を守る側になります。という生き方にリアリティが付加される時代となった。今までも出来なかった訳ではないが、そのことに対して大きなコストを負担せねばならずなかなか誰でもが出来る状態ではなかった。

この事は「予期せぬ災害」が極端に増えてきた現代にとって、その方向でも心強い概念となる。記憶にも浅い「台風での停電(千葉)」長いところでは1ヶ月以上に及ぶ「停電」。屋根は飛ばされ、雨の降る中、電気も使えない状態がどんなに大変だっかか想像に難くない。

上記の画像は、なんと「120kW」の電力を貯められる太陽光発電(太陽追尾型)小コンテナ型蓄電ユニット。それなりの電力を使う家でも10kW/日(一般的には6kW程度)も使わないので、この蓄電装置で半月は給電なしでこのユニットからの給電で電力は賄える。太陽さえ出てくれば「蓄電しながら」になるので、そのに日数は永遠に伸びることになる。災害時のユニットとして開発した「緊急時タイニーハウス」が次の図面だが、もちろん別荘にでも、普通にタイニーハウスとしても使える。

現段階では「水」は飲み水に関しては「上水(飲料水)」を屋根のタンクに貯めなければならないが、生活用水(トイレやシャワー)の水は「雨水」を浄化しながら使うことが想定されている。このモデルでは住居の端に「バッテリースペース」が設けられ、最大60kWの蓄電が可能となる。このスケールのタイニーハウスでは一日の使用電力は5kW程度なので、無給電でもやはり10日以上耐えられる状態となり、同じく太陽の日がさせば永遠に電力はグリッドからの供給はなくても平気だ。