離島建築のもう一つのカタチ_コンテナハウスを完成させて運ぶ方式。

離島建築のもう一つのカタチとして「コンテナの内装を完成させて運ぶ」という方法を「沖縄県地域」では確立いたしました。今まで、コンテナの中に展開用の「鉄骨」を梱包し、島嶼に運んだ後、現地で展開するという方法を確立していますが、大型の物件にはその方法が適切なのですが、小型の「タイニーハウス系」には、今回の「ユニットは完成させてから運び、現地で接続の仕上げを行う」という方法をもう一つの「離島建築の方法」として確立しました。

この方法はさらに設置現場での工数を激減させる事が出来、慢性的に不足する島嶼の職人不足に対応することが出来ます。

20FEETX2台、もしくは3台のプランを準備しています。またそのプランのバリエーションを含めますと10種ほどのパターンがあります。現在「沖縄県域」に対応できるようになりました。早速「久米島」にそのタイプを設置するプロジェクトは始まりました。動き始めましたので、またレポートしたいと思います。

下の図面は20FEETX2台_3台のバリエーションのパターンです。

株式会社IMCAでは業務拡大のため協力設計事務所を募集しています。

コンテナ建築に興味のある設計事務所との協業を望んでいます。

コンテナ建築の設計の経験はなくても大丈夫です。

当社がコンテナに関する日本の最高レベルの設計ノウハウをお伝えしながら業務を遂行していただきます。

設計作業の依頼はコンテナ1台の小さな物件から数十台を使う物件までいろいろで、地域も日本全国にまたがります。

エントリーいただく設計事務所さんの所在地はあまり関係ございません。

打ち合わせは基本的にはZOOMで行いますし、データのやり取りで概ね終了します。

監理をお願いすることもございますが、その時は現場に行っていただく事になります。

エントリー、またはご質問などあれば

Institute.container@gmail.com

代表取締役 大屋和彦

までお願いします。

当社へ注文する方法と流れ

コンテナハウスを建てようと思ったら、下の図をご覧ください。フローチャートに従って進めばあなたの建てるコンテナハウスを考える流れがわかります。

セルフヘルプ(自力建設)の商品を作ります

コンテナを使った建築物に興味を示す方々の中に、「一定の比率」である種の方法に圧倒的に興味を持つ方々がいらっしゃいます。それは「自力建設」です。
コンテナを使うと「コンテナは構造体」となるので、コンテナをベースに使うと、「自力建設」ができるのではないかと言う考え方です。

正しい思いつきだと思います。構造体があればあとは「内装工事」だから自分で出来そうな気がします。

コンテナといえど、建築物には違いありませんし、実際は「重量鉄骨」の類いですから、木造建築物よりも「規定」が厳しい建築物になります。もちろん「基礎」も必要ですし、設備系の工事(電気工事、給排水工事、換気工事、ガス工事、住宅設備系の工事)も入ってきます。

まずは「徹底的に自分で工事をやってでもローコストで作りたい」と本気で思ってらっしゃる勇気あるクライアントがいらっしゃるので、お付き合いし、かなり高度で複雑な、複数のコンテナを使い、ハイブリッドな構造で作る100m2級の「トリプルコア_ハイブリッド工法」の建物を徹底的にご自分で建設してもらう。と言うプロジェクトを始めます。

当社としては「保険要員」となって、「根を上げたら、こちらで作り上げる」ことも考えています。その建築物はこちらです。

さて、なんと「命知らず」な挑戦でしょう。
instagramでも公開していきますので、興味のある方はご覧になるといいでしょう。https://www.instagram.com/container_house_bible/

これが完成したならば、当社としても「自力建設可能なコンテナ建築キット」の販売に力を入れてみましょう。

ガレージハウス決定版_LAYDOWN_CONTAINER_オリジナル

ガレージハウスとして「コンテナ」は使いたいマッチングのいい素材だが、実はそのままだとクルマはなんとか入るものの、一旦入ると「ドア」を開けることができない状態の横幅で、実際には使いづらい。

その難点を克服したのが当社のLAYDOWN CONTAINERであります。「ハイキューブのコンテナを「横倒し状態のプロポーションで使う」という全く新しい手法です。もちろん普通のコンテナを無理やり横倒しにしたのではなく、「横倒しにした時に構造的に正しい状態に設計したコンテナ」なのです。

下の写真は「ガレージ」ではありませんが、やはりコンテナを横倒し状態にした「レイダウンコンテナ」です。居住用としても使いやすい寸法体型になり、現在爆発的にヒットしている手法です。

この方法を使った「ガレージハウス」を開発しました。下の図面がそうです。コンテナの中で「2階への階段」も内包し、2階は住居やオフィスとして使うことができます。

断面を表現すると下図のようになります。比較的大型のボックスカーでも入れる事が可能です。

また、連棟型として連続の集合ガレージハウスとしても構築する事が出来ます。賃貸用のガレージハウスはニーズがありながらなかなか物件としてはまだ少ないので、非常に高い満室率を取る事が出来ます。
下の例では各棟の間に「バイクガレージ」ともなるバッファをとっているのでより魅力的な物件を作る事が可能です。

現在「実物件」を設計中ですので、件ch狗が始まったらまた掲載していきたいと思います。

離島建築(宮古島市伊良部島)

離島建築システムとして確立したシステムを使い、現地で展開する鋼材も自身のコンテナの中に梱包し、コンテナとして輸送することによって、輸送コストを格段に下げ、コンテナが現地で構造的にも「展開拡張」することによって、単純なコンテナの箱を並べるというような作りではなく、複雑で魅力ある形として展開していく。

この計画は今始まった(2023/06)計画なので、今後もその建築工程を掲載していきたいと思う。基本的にはすでに発表している「奥伊勢」の「僻地建築システム」として建築したものと酷似しているが、その「連棟バージョン」となる。

下の写真は「奥伊勢」の宿泊施設

コンテナの使用台数別解説

20FEETX1台の単体で成立しているコンテナハウスの解説から3台までのものを解説します。

多くの方が、興味を持っているのは20FEETX1台の単体のコンテナでどんな事が出来るのか興味を持っています。

そしてこのタイプが最も「自力建設」がやりやすいタイプでもあります。当社では「自力建設」を考える方を応援はしますが、「建築確認申請」や「完了検査」を行わないような物件はお付き合いできませんので、それらは込みで、コンプライアンスを守る方針で考えてご相談ください。

皆さんの思いの中でもイメージは膨らんでいるのでしょうが、当社の20FEET建築用コンテナは、デッキを作ったり、屋根を作ったり、ハイマウントにしたり、横にガレージを作ったりするという「システム展開」が出来る「スマートコンテナ」です。

遠慮なくご相談ください。

次は単体コンテナの次に考えられる20FEETX2台組み合わせたもの。

これもまだまだ「セルフビルド」が可能な形です。
写真はHiCubeとレイダウンの組み合わせなので、「屋根」形状が少々難しくなりますが、HiCubeX2で、同じ方向などにすればまだ「自力建設」が可能かもしれません。

自力建設をお勧めしているわけではありませんが、そのような希望も結構あるので、どのようなものなら可能かをお知らせしています。

このL型配置はデッキを囲んで成立するプランとしては秀逸なパターンでしょう。
ここでは「ベッドコーナー」にレイダウンコンテナを使い、ベッド配置に余裕を持たせています。

次は2は2台でも当社特有の「ハイブリッド構造」で広くしたものです。

20FEET_デュアルコア_ハイブリッド方式と呼んでいる、20FEETX2台をHiBrid工法で繋いだものです。20FEETコンテナ(13.5㎡)2台で、なんと最大60㎡強の面積を作り出し、最もコストパフォーマンスの高い工法です。

デザイン的なビジュアルも特異なデザインが可能なので現在1番人気の規格タイプもあります。もちろん20FEETコンテナ2台しか使わないからと言って、コンテナ2台の価格では出来ませんが、コストパフォーマンスは高いです。

離島建築にも発展した「パッケージディール」にも対応していますので、離島、限界集落、別荘地、山村などにも威力を発揮します。

コンテナハウス業界の中で「異彩」を放ち、かつ常にトップランナー、デザインオリエンテッドな作品を作り続ける「現代コンテナ建築研究所」ならではの工法を次々と開発しています。

さて、コンテナの個数別アーカイブ4つ目は「20FEETコンテナ単純組み合わせ3台の世界」です。

概ね、45㎡の面積になります。ちょうどなんとなく「タイニーハウス」っていうとこのくらいかなというイメージです。

単純で頑強なのは事実ですね。ラーメン構造のボックス3個がピンジョイントで連結された形になりますので、最強の構造体です。単純ですから工期も確かに早いです。アイアンコテージなんて、発注から完成までが45日くらいでした。

ただしこの面積(45㎡)を超え、60㎡くらいまでになると20FEET_デュアルコア_ハイブリッドの方がコストパフォーマンスは高くなります。

コンテナの台数別アーカイブの中では、これ以上先は「ONE_OFF」(その物件1つだけの特別バージョン)です。

ここに紹介する物件は「なんちゃってブルックリン」として工事中から紹介していた物件です。構造方式は「デュアルコア_ハイブリッド」と同じですが3台使って変形させているので「トリプルコア_ハイブリッド」というべきものです。

また、デザインテイストはさまざまな「スタイル」を研究していますから、あなた様への特別な部分も含めて、表層のデザインスタイルは提案させていただきます。

そのような感じでだんだんと大型になっていきます。当社は900㎡以上の大きさの幼稚園や、4階建てのスタジオなどの大型物件も扱ってきましたので、小さいものから、大きなものまで遠慮せずにご相談ください。

最初はZOOM相談から入るのが楽な気持ちで入れるのではないでしょうか。

量産モデルとしてのプロトタイプ

この度、奥伊勢にグランピングモデルとしての「横倒し型20FEETコンテナ」を完工。長年の研究の中で完成させた「着地点モデル」なので、「量産モデルとしての生産を開始」します。インスタグラムでの反応も「今までにない強反応」でかつ「良反応」です。20FEETX1台で2BEDをきっちり確保出来るその寸法体系は「LAY_DOWN_container」ならではのもの。

デッキ面積を十分に取って、実際の使い勝手を格段に広げた。
1.アウトドアリビングとしての十分な広さ
2.テントも広げられるデッキは「キャンピング」の基本イメージの「テント」への憧れも満足させる。
3.室内も一般的な20FEETコンテナでは難しかった「ツインベッド」を完全な状態で可能にします。
4.ハイマウントの設置されたコンテナとデッキは「ステージ感」を持って気持ち良い見晴らしを確保します。

石垣島_グランピング施設

グランピングという概念が定着しました。間違った定着もありますが、それにしても「グランピング」というコトバを知らない人は少なくなりました。

リゾート的施設で大きな「ホテル」に泊まるのも変な感じですから、自然との融和性の高いグランピング施設に宿泊するのはリゾート系の主流となりつつあるようです。

コンテナハウスで掲載のように大きな空間を作ることが出来ます。常識を超えたコンテナハウス。それがIMCA_現代コンテナ建築研究所のコンテナハウスなのです。

20FEETX1台完結型_グランピング施設

宿泊施設としてデザインされたこのモデルは、なんと20FEETX1台で宿泊者4名まで宿泊可能な設備を有しています(室内2名_デッキのテントで2名)。

20FEETコンテナ1台にベッドを実質的に使いやすく2台入れるのは困難ですが、当社が開発した「横倒し型ハイキューブコンテナ」という特殊な手法があります。ハイキューブコンテナの高さ方向を横に使うもので、室内の短ての寸法が2600mmほど取れますので、一般的なダブルベッド、またはツインベッドのレイアウトが20FEETコンテナで可能になります。

その効用は大きくて、どうしてもツインベッドにしようとすると、不自然な配置になっていた部屋が、使いやすい形になります。

事業主側としては2人部屋を作ろうとしたら20FEETX2台必要だったものが、1台で済むとなると設備投資が俄然違ってきます。その良湯になった資金の一部で「リビングデッキ」などを作りますと、ますますトレンディーなグランピング施設へと変貌するのです。