中国は大連から小一時間で「旅順」に行ける。日本にもなじみの深い町だ。そこに「映画村」がある。ある仕事でこの映画村の経営者とお知り合いになった。どうしても案内したいというので見せて頂いた。思いの外なかなかのスケールで、昭和初期の中国の様子を再現した映画村で実際にそのような時代の映画やテレビドラマなどの撮影場所として使われ、観光用にも有料で入場出来る。
この映画村のアートディレクターも同行していただいたので逐一説明していただけた。運営する組織が中国文化の研究もしているような組織なので、この経営者も文化的な歴史や政治史にもお詳しく、かつての日本との関係なども話してくれた。歴史考証や建築物のチェックなどもちゃんとなさっているらしく、なかなか古めかしくしかもちゃんとしている。
中国の典型的民家である「四合院」的な民家も再現してあった。建築の勉強しているあなたも聞いた事あるでしょう。
この映画村に「撮影クルー」を引き連れて「撮影隊」や「タレント」がしばしばやってくるらしい。しかしながら「適当な宿泊施設」が近くにないらしい。なかなか時間的に予定通り動かない「撮影」では、宿泊施設が近くに欲しいという。
そこでこの経営者は近くの使える土地に「コンテナハウス」のホテルを作って欲しいという。