SUPER_COMPUTERとコンテナ

サーバー用筐体としてコンテナハウスは注目されている。

それを始めたのはgoogle。コンテナ40FEETの中に最大1,160台のサーバが収納可能とし、実装後に搬送も可能である。データセンターを作る為には今まで建築物の中に格納する為建築の工期が1年以上もかかっていた。

googleのコンテナに格納されたサーバーは、建屋の中に置かれているが、理想型としてコンテナそのものを格納本体として、拡張、入れ替え、など臨機応変にデータセンターを構成出来る。

一般的サーバーでもそうだが、東京工業大学のスパコンをコンテナに格納したものがこれ

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油浸(冷却油)につけ込まれたスパコンが収まっている。

このような場合、実はコンテナは「建築確認申請」を必要としない。それは、非常時以外人が入る事はない「居室」ではなく、機械を入れる為の「容器」という考え方が成り立つからだ。建築としても成り立つコンテナだが、この場合はコンプライアンス上も問題ないので「建築確認申請」を出していない。

法第2条第1号に規定する貯蔵槽その他これらに類する施設として、建築物に該当しないものとする。というジャンルが適用される。
プラント系コンテナハウスの場合もこれが適用可能なものは多いかもしれない。

国土交通省の見解はこちら。  国土交通通達