バックショア_99(BACKSHORE_99)ワーケーション宿所

九十九里浜に位置するこの施設は、リモートワークなどの仕事や、もちろん観光の拠点などにも使える「安価な宿泊費」を想定した簡易宿所としてとりあえず「4棟」設置する事となった。

20FEETコンテナ1台で完結するコテージだが、コンテナをよくご存知の方なら、ちょっとプロポーション(平面的なタテヨコ比)が違うのに気付くだろうか。一般的なコンテナだと、室内の短手方向の内法は、ちゃんと断熱などすると、概ね2150mmくらいが限界でなかなかヒューマンなスケールではない(短い)。このプランは「特注のタテヨコの寸法を逆にしたオリジナルコンテナ」であります。もちろん無理やり「横倒しで使う」のではなく」、横倒しした時に構造的に正しい「柱と梁」の関係になっている。それによって室内の短て方向は2600mmほど確保出来るので、なんとなく日本家屋ではお馴染みの1間半を確保出来ている。これを運ぶ時は「普通のコンテナと同じ方向で積んで」くる。

また、コンテナ1台で完結させるという事がものすごくローコスト化に効果を発揮する。タイニーな1台完結コンテナハウスに期待してくれたまえ。

この1間半という寸法ががもたらすプランの自由度は大きく、何年も悩んで色々なプランのソリューションを探って来たが、これによっていくつもの悩みが吹き飛んだほどである。ただ、いいことばかりではなく、天井高さが低くなる。CH=2150mm.一般の住宅では2300から2400mmくらいが一般的なので、かなり低めだ。この方法でベッドルームのベッドを横置きにしても人が通れる寸法を確保した「RAKUTEN STAY MIYAKOJIMA」で実際に経験したが、数字で聞くと「ちょっと低いなあ」と誰もが思うのだが、実は上記の物件で「気づきもしない方が多い」(爆)。

なので、また実行する事としました。出来上がりが楽しみだ。

リモデルコンテナ_新たな世界を構築

コンテナX新たなテクノロジーXDESIGNXアートで新世界

30kWから60kWまで搭載可能なバッテリー、しかも尋常なバッテリーではない、超高偏差値、充電しながらでも放電も可能。なにこれ、もう常識を超えた世界が始まる。

超常識の世界は色々あるけれど、なかなかコスト的には「手が出ない」世界が多い。でもこれは違う。今すぐに実現できる技術とコスト。

もう直ぐ発表。

久米島リゾート住宅

コンテナならではの特徴を活かしたコンテナハウスの計画「転換点」の「久米島」Y邸。

このパッケージディールが今までにない、コンテナハウス業界にとって「転換点」になると豪語しているのには「訳」があります。

20FEETコンテナ2台でできているこの住宅は、実際の面積は4.5台分の面積を持っている。デッキまで入れれば6台分の面積となります。

この住宅を組み立てるための「鋼材」は、全ての部材がコンテナ2台に入る寸法で設計され、自身のコンテナの中に全材料が格納されて輸送される。つまり、この島(「現場」にやってきた時はシンプルに主構造体の「コンテナ2台」だけが運ばれてくる。

離島でなくてもそうなのだが、コンテナを輸送するにはそれなりの輸送費がかかる(一般建築でも資材の輸送にはコストは発生しているが)。特に離島の場合は船輸送という一般では発生しない輸送コストが発生し、その数字は莫大な輸送コストとなるのです。

今までのコンテナハウスの構造計画のやり方でコンテナだけで構成すると、例えばこれとほぼ同じプランを作るには、6台のコンテナが必要だった。つまりコンテナ4台分を「消した」事になります。久米島に運ぶ場合、1台に対して生産した「中国」からの輸送費で考えると、1台80万円ほどかかる。結果として4X80=320万円コストダウンした事になる。今までは鋼材も輸送用コンテナで別コンテナで運んでいたので、合わせて400万円のコストカットだ。

もちろん「鋼材でハイブリッドな構造で作り出す空間」にコストがかからないわけではないが、間違いなく「輸送コスト」は大きく消滅しているし、その効果は膨大だ。これが離島でなくて一般的立地、「本土の関東近辺」としても、海外からの船輸送と、現場までの陸上輸送コストは4台分で120万ほどがかかるので、その分がコストカットになるのです。この程度の面積の住宅や宿泊施設としては大きなコストダウン効果となります。

この「パッケージディール第一号」の残工事はあと少し、外構工事が残っていますが、建物はほぼ完成し、現場の久米島でももう話題の物件となっています。

AFTER_CORONA時代の完全個室コワーキングスペース(住宅街立地)

After_corona時代のコワーキングスペース、出たー!得意の斜めコンテナ。

全室個室ブース型
テレワークで会議があってもお話しできます。
全室「新鮮外気給気方式」
つまり個室は「陽圧」型で室内空気は他の部屋から入って来ません。
それでもロビーでソーシャルディスタンスをとった共用空間はあります。

会社から「telework手当を通勤費程度(25000くらい)もらって、あとは小遣いで入ってね。40,000/月でどうよ。

うるさい子供も、おっかない嫁もいないところで仕事に専念してください(爆)。
住宅街の駅近展開。

アフターコロナの「商業施設」の一つのあり方

このプランは「商業施設」をイメージしている。1つだけずれたコンテナで、他は正方形に組み合わせたコンテナで中庭のように囲む形式をとっている。

フードコートのような構成を考えている。そこに入るテナントは事業企画次第だ。
ポイントは内部のコート部分の天井が高く組まれ吹き抜けを構成している。高い部分へ抜けていく「換気システム」を導入し、内部の空気は「ただよわず」に上部へと抜けていく空気の流れを作る。これからの基本のような空気調和の考え方だ。

このような構造体は現代コンテナ建築研究所では「ハイブリッド工法」としてすでに確立している方法で、屋根の形もいろいろな形で対応する事ができる。

テレワーク時代の既存マンションのリフォーム

本格的テレワーク時代がやってきた。住宅のプランもそれに合わせた生活スタイルを快適に過ごせるように、空間の要望も変わってくる。

エントランス(インターフェース)エリア近くに「テレワーク」が出来る空間が欲しい。掲載の改装プランはかなり本格的テレワーク室だが、「少し大きめのトイレ空間」程度でもいいから、「隔離」しようと思えば「隔離出来る」空間が欲しい時代だ。

自由なスタイルで仕事に臨める時代の到来だと思えば積極的な意味合いに考えることが出来るだろうが、「突然のテレワーク時代到来」に、ちょっと戸惑いは隠せない。

マンションリフォームもどうぞご相談ください。

こちらにはアフターコロナ時代の変化特集を組んでいます。どうぞご覧ください。

新作企画_20FEET_連棟型_デッキ付宿泊施設38㎡/戸

1戸に20FEET_LAY_DOWNを1台と、イクステンションで1台分の面積を稼ぎ38㎡にする。
コンテナ2台分の面積でありながらコストは2倍にはならない。そもそも13.516㎡のコンテナを横倒しで使うので1台が16㎡、少し天井が低いがプロポーション的に居住室として使いやすい寸法体系になる。これは「発明」だ。しかもイクステンション式だから可能になるプランだ。750万円/戸で建設可能。

10戸建築したとして、7500万。年間稼働率60%で年間売り上げ4320万(1泊2名X1000=20000)。単純計算で2年で償却。半額にしても4年で償却。稼働率60%計算です。十分収支が成り立つ。

時代の要望「新型コワーキングスペース:郊外型」

NEWS見てても、間違いなく来たね。

Tele_workのことを書いたのが数年前の事だ。ずっとそれを進める話ばかり書いている。コロナ騒ぎで、今やまさに多くの評論家や、NEWSで取り上げられている。「Telw_workで世の中変わる」と。

コロナ騒ぎが収束しても「Tele_workを続けたい人」は、NHKニュースで取り上げた内容で64%だったかな。首都圏の就労人口は792万2千人だ。60%で計算しても475万人の方々は「Tele_work」を続けたいと思っている。ま、よほど自分の仕事に自身があるのだろう。いいことだ。「Tele_workの問題」の一つは「どれだけ自分の仕事を誰がどのように評価してくれるか」という事が重大項目だ。

わたくしどものような仕事なら、その評価は比較的簡単だ。いい企画を、画期的な図面に変換して、実際にどのような建築物を建て、周りからどのような評価を得るかということに尽きる。もちろん全ての評価が、正しいモノサシの中でされいるかは検証しなければならないが、「概論」としての評価は「社会」が下していく。そういう意味では以前も書いたが、「Tele_work」は「孤独との戦い」だ。使い慣れてきて「雑談」もできるような使い方までになるにはまだ数年の時間を要するだろう。

さて、そう言って「Tele_workを望んでいる」が、「実は家ではやりたくない」多くの人がそう思っている。なぜなら「狭い、そんな用途のための空間はない、子供がうるさい、嫁がうざい(爆)」「ON_OFFのけじめがつかない」。Tele_workを望まない40%弱の方々はこの部分で引っ張られている方も多い。

経済評論家も言い始めた。「家のそばのコワーキングスペースが増えるだろう」。その通り、もうとっくに企画しているよ。今年の2月から、そう主張しているよ。

でも真面目に、正直に、正論として、正しい方向性だと思っている。話のキッカケ、トリガーとしては望まないキッカケだったが、働き方改革として「いい事だ」と思っている。効率的、でも圧倒的に「実力時代の幕開け」でもある。

「自由な仕事の取り組み方とそれを可能にする空間」として、住環境と隣接した「徒歩、あるいは自転車で通えるコワーキングスペース」それも基本的にはTele_workで会議も出来る(声を出しても平気)な「個室ブース系」の第二の働く空間が必要とされると考えて早速動いている。利用料金が問題だよね。会社が今までの通勤費レベルは出してくれるようにならなくちゃね。

以前書いたが、これはコワーキングスペースの話にとどまらない。

「都市構造が変わる」

昼間人口比率が激変する(都心と郊外)。つまり都市の構成要素が変わる。オフィスも変わる。都心のオフィスは面積的に縮小化へ向かう。また、これも個室ブース化されていく。オフィス空間も住空間も大きな変化が訪れるという事だ。
空調システムも「空気の流れ計画」など厳格化される。

ま、あとは若い建築家諸君は考えられるでしょう。
こんな変化は今世紀最大の空間・都市変化だと思います。

画像は、Telw_work企画パースと、コモンTele_work部屋。
おっちゃんは自宅のテレワーク部屋でなんの軋轢もない。むしろ快適(爆)。その「自宅Tele_work生活長い」から。ここで、いつも仕事、寝ているのか、起きているのか、生きているのか、死んでいるのか、なんのON_OFFもない生活で描き続ける。書き続ける、あとは現場監理で外に出かける。出張先で「おねいさんのいる店」に行けなくなったのは残念(爆)。でも、まあ、それはそれで「焼き鳥屋」で屋台で平気(爆)。

あ、「屋台的店舗」これからウケるね。だたし、水回り、衛生観念はしっかりの屋台。厳格な空調費用かからず、個室ブース的客席不要。投資の最小化(爆)。新時代の生活様式を厳格に守ろうとすると、収益と投資が見合わないよね。だんだん落ち着くのかなあ。

とりあえず描いてみるか「新衛生概念を踏まえたコンテナ屋台村」ってか。

私は、繋がっているのは「インターネット」とディスプレイの向こうの世界(爆)。

2020/05/25

20FEET_LAY_DOWN_INDEPENDENT_発売

発売記念価格で1棟のみ特別価格で提供(実物写真撮り企画)先着1名様のみ
沖縄本島を含む離島はごめんなさい。地域対象外です。(ご相談には乗ります)

画像はプロポーションは正しく示していますが、素材感は表現しておりません。
コンテナらしい外観です。