2階建てコンテナハウス

2階建てのコンテナハウス はそんなに簡単ではありません。

コンテナハウス は「鉄骨造」という考え方になります。木造住宅のようなわけにはいきません。きちんと構造計算をし、構造を確かめた上で作り上げなければなりません。

輸送用のコンテナは「頑強で何層にでも積み上げられる」と思っているあなた。それは大きな間違いです。輸送用のコンテナの壁に開口部を開けたり、出入り口を作ったり、窓を作ったり、繋ぎ合わせるために壁を取ったりすると、輸送用のコンテナは「壁」が構造体なので、ふにゃふにゃの情けない状態になり、とても危険です。もっとも、2階建てになると構造構造計算が必要ですので、その計算すらこの壁構造状態では不可能です。

この2階建てコンテナハウス は「超弩級の構造体」を持っています。もうすでに、輸送用のコンテナとは構造そのものが違うのです。

このようなコンテナハウス を作りたいときはぜひご相談ください。

様々なテイストとデザイン手法

コンテナを「箱として使う」と言うプリミティブな世界から、組み合わせる、繋ぐ、ひっくり返す、伸ばす、立てる、倒す。
様々な手法を自在に使う、当社の「ハイエンドコンテナハウス 」の世界。

他には決して類を見ない技術を習得し、持っております。

NEW NORMALの住宅をコンテナで

NEW_NORMALの住宅エスキース

コロナ以後の住宅のあり方を実際のプロジェクトの敷地で描いてみた。まだ実行するかどうかわからないけどね。とりあえずコンテナで「直接的な利用者が今の所いない」=「建売系」で具体的な住宅プランを描くのは初めてだ。つまり「一般的なニーズを想定して描く?」ということになるのかな。現実にある敷地だとなかなか「思い通り」というわけにはいかない部分もあるが、それでもコンセプトは今回は新時代の「NEW_NORMAL」で、想定住人は比較的若いファミリーになるでしょう。

実際の敷地だとなかなか「思い通り」というわけにはいかない部分もあるが、それでもコンセプトは「NEW_NORMAL」です。

1.TELEWORK部屋が小さいけど「ハナレ」のようなカタチで付属している。これは実際にマンションの中の1室に「アトリエ」を持っている自分としては、それほど強い欲求ではないけど、世には出来れば「小さくていいから家の空間と切り離したい」という思いを持っているかたも多かろうと、そうしてみた。10FEETの、「コンテナに見えないTELEWORK_UNIT」だ。最近開発したもので、いわゆるコンテナのアイコンにもなっているあの「波波」の鉄板壁ではなく、フラットなガルバリウムの断熱サンドイッチパネルだ。ちょっと未来的なハコに見える。

2.どうしても玄関が大きく取れなかったが、それでも玄関に「NEW_NORMAL」としての「手洗い器」がある、帰ってきたらまずは手洗いうがいというわけだ。

3.2030年にはクルマは概ね「電気自動車」になる。もう10年を切ってしまった。それゆえ「充電用の200Vの盤」が必要だ。

4.予期せぬ災害がどんなに予期しても起きる日本。コロナとは別の話だがこれも考慮に入れなければならない。「電気自動車」からの給電もあると仮定して、「緊急時用の5kW程度」の蓄電装置を備えたい。もちろん「太陽光発電」と繋がって、災害時にも継続性のある給電ができる方がいい。そして日頃は日常使用の電力供給にも参加できる方がよりよろしい。そのことそのものはもう普通にできる時代だ。

テレワーク部屋くらいはOFF_GRIDにして災害時も完全に稼動できる部屋を確保しておきたい。生きていく中で「情報難民」が一番怖い。NETや、携帯電話の電源確保だ。

5.そんな時、アウトドアの屋根付きデッキがあると、何かと炊事洗濯などに活躍できる。日頃は外気を楽しむスペースとしてBBQなども出来る。もっと「外」を楽しむ家を作らなくっちゃね。「災害時の備えは大切」だが、日常使いも出来ないと、災害がないことは望ましい姿だが、過剰装備になるのは勿体無い。

6.飲み水にはならないが「雨水貯池」も作って日頃は水盤を楽しむことにする。非常時は「トイレを流す」などには使える。7.あとは最近発明した(爆)、切妻型屋根すら出来るコンテナシステムで、オリジナルな形を作り、「LOFT空間」なども楽しめるようにする。この建物の本体のコンテナは「LAY_DOWN」型なのでプロポーションが「居住用」としても使いやすい。

1Fはちょっと天井低いけどね。2階の個室は吹き抜け並みの天井高さだから「ロフト」も作れる。まあそんなところかなあ。こないだのスタジオガレージの変形版と言えばその通りだ。鉄骨だし、この構造体だと一般的な木造よりも強固だと思いますが、構造計算も当然するのでどんな強度イメージなのか計算をするとお伝えできます。

夢のなかで生まれたアイデア・コンテナ神領域

夢に出てくる前

夢のあと

夢の中で新たな方法に気が付いて、起きた。
創造の神が宿ったらしい(爆)。
記憶から消える前に図面にしておいた(爆)こうすればいい。さらに当社のコンテナハウス は格段の進化を遂げました。
システマティックで、コンテナらしく、しかしコンテナを超えていく。
コンテナにパッケージング出来(パーケージディール)
コンテナ船で運ばれて(Shiping)
向きは自由(Transformation)なオリジナルコンテナ
どこにでも運ばれ(Logistics)
コンテナの寸法体系を超えた(神領域)
安全安心な建築になる(Architecture)。

このコンテナには「美脚システム(爆)」も搭載される。構造もさらに進化し、施工も楽になる。来月には複数のジャンルで商品化します。自由な究極のタイニーハウス。信じられないだろうけど寝ても覚めてももう20年間、ずーっと。コンテナの事を考えている。
だから、あなたたちは、追いかけても、追いつけない(爆)。あ、同業者だと勘違いしている方々ね。

夢に出てきたアイデアをSTUDIO_GARAGEに採用するとこうなる。

いや、だからあらゆることに使えるアイデアなのよ。これがコンテナだよ(爆)。コンテナ本体に、またでかくなったGクラス(ついに車幅は2M超え)も余裕があるとは言い難いが入るし、軽のハイルーフでも余裕はあるし、スタジオも「ちょっと雰囲気ある形」で作れるし、天井高さもハイキューブやノーマルよりも高く取れる。

いいじゃん。サイコー。Dブランドで行きましょう。問題は「シャッター」だな。あまりコストはかけたくないけど、かと言ってノーマルのシャッターは悲しいもんな・・・。

宿泊施設に、共同住宅に、別荘に、緊急時避難住宅に、ま、一番効果的なのは「ワンコンテナ_インデペンデント系」ですけどね。

新たな商品を今後もリリースしていきます。

ZOOM相談窓口開設

昨今の時代背景、遠方の方々、島嶼の方々、あるいはとりあえず話を聞いてみたいという方々のご要望にお応えして、ZOOM(WEB会議)によるご相談を開始いたしました。あなたのPCにZOOM(WEB会議ソフト)が入ってなくても「NETブラウザー」でご面談を行う事が可能です。ZOOM(WEB会議)によるご相談の場合、お知りになりたい情報を、画像でお見せしながらなどの対応も可能なので、電話によるご相談よりもはるかにわかりやすい方法という事が出来ます。お出かけする必要もありませんし、お気軽にエントリーなさってください。

ZOOMでのご相談で料金が発生する事はありません。
ご相談は30分以内程度を目安にお願いいたします。(無料相談です)
ZOOM相談受付担当
株式会社IMCA (現代コンテナ建築研究所)
Institute of Modern Container Architecture Co.Ltd. = IMCA
主要な業務:コンテナ建築の構造体研究開発・建築設計企画監理・コンテナ構造体製造・販売
東京都渋谷区桜丘町23-17 シティコート桜丘408
コンテナ建築施工は下記の会社で行っています
建築施工:株式会社 aO and neutral brains
神奈川県横浜市中区花咲町1-48-703
一般建設業許可 神奈川県知事許可(般-1)第86834号

お問い合わせ・ZOOM相談の申し込みはメールでお願いします
institute.container@gmail.com

20FEET_LAY_DOWN(横倒し型のパワーを見よ)

20FEETコンテナを横倒しにしたプロポーションで使うレイダウン型。この横倒しによってプラン的に16%の面積が増える。そして使いやすいプロポーションの平面となる。
少々天井が低くなるものの、コンテナ1台でこのプランが可能ならその使い勝手の良さは余りあるものとなる。当社のPAT.申請もの。ジョイントも普通じゃない。

コンテナハウス。ある一つのテーマ。「DC24V」

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当社の勝手な話だが、コンテナハウスの「テーマ」がある。

住宅系に「ワンデザインクラス」を3シリーズ程完成させる。その中でパワード状態として、オフグリッド系コンテナハウスの骨格に一応の完成をみる事。集合住宅系のシリーズを3タイプ程、標準系を完成させる。実はこれらの事の中にはそれぞれ「大いなる野望」が潜んでいる。

どれも法人としての技術レベルをさらに格段に上げ独走状態に持って行きたいという事ではあるが、ジャパニーズ・ガラパゴスにはなりたくないし、世界標準でいいのだが、コンテナハウスの「良さ」を追求し「デメリット」を克服して行く作業の一環だ。

コンテナハウスはなんだかんだ言っても「建築のシステム」としてはまだまだ新しく完全に完成しているとは言いがたい。建築基準法上も特に問題はないし、公的融資も受けられる。確かに工期は短いし、同じ重量鉄骨系の建物に比べればかなり安価だ。事実、多くの方々に受け入れられている。しかしまだまだ、改善する余地は沢山潜んでいるのだ。

片方で「独創性をめざしアートなコンテナを目指す」一方で、「標準形」を開発してローコスト化を目指す。両極を目指さねばならないというこの矛盾・ジレンマはまだまだ開発にたずさわる人間が少なすぎるのかも知れない。

かぎりなくISOコンテナハウスに近い遵法コンテナのデザイン

詳細は語れない(爆笑)が、限りなくISOコンテナに近いのに日本の建築基準法をクリアするコンテナを開発した。つまり低価格バージョンだ。「中古コンテナでも確認申請は通せるんです」という方もいらっしゃるが、本当にそうなのか・・・。正確な回答は「通せる時もあるが、通せない時もある」が正しい回答だ。その訳すら知らない設計者には頭が下がる思いだ(爆笑)。まあ、その事はWEBのあちらこちらに書いているので割愛します。

ところが、ついに当社は「概ねISOじゃん」というコンテナで、日本の建築基準法をクリア出来る(インチキなしに・・・)コンテナを今回デザインした。ただし、原段階では少々条件があり「平屋専用」でかつ「連結開放タイプには使いづらい」それ以外の場合は、従来からの当社がデザインした「剛構造=ラーメン構造」のコンテナを使って頂かないといけない。当社では別名「みそっかすコンテナ」と呼んでいる。しかし、輸送用ISOコンテナと違い確実に日本の建築基準法を守れる遵法コンテナだ。

下記のタイプだが、もちろん肝の部分は「モザイク処理」してある(爆笑)。特許取る迄は非公開でございます。

JIS_ISO_hibrid_s

現在考えている用途は「プラント系」と「老人介護系」そして「単独成立型プランの場合」である。今迄の「剛構造=ラーメンタイプ」は今後も主流である事は間違いないが、それが少々「もったいない」ケースも出てきたので新たな手法の導入に踏み切った。

このタイプの「サービス付高齢者専用住宅」には大きな期待をかけている。破壊的価格で供給出来る可能性が出てきた。超高齢者社会日本の明日の構築に寄与出来る可能性は大だ。

誰も追いかけられない場所まで走っていきます。

料理は建築だ。そしてコンテナハウス。

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料理という世界は実は建築の世界に似ている。

根幹を形成する「基礎」があり、料理の世界ではそれは「出汁」であり、基礎の上に構築されて行く構造物は、料理でいえばその料理を構成する素材のストラクチャーだ。デザイン的な処理は、料理でいえば見目麗しいビジュアルである。

話は少々ずれるが、
この写真の野菜達は実は「コンテナの中で栽培される」=「コンテナ型野菜工場」で作られる野菜達である。クリーンルームで育てられた「きれい野菜」たちだ。洗わなくても心配するには及ばない。

台風が来ても、冷夏でも、猛暑でも、厳冬でも生産効率は落ちず、安定供給が出来る。
もうすぐデビューさせる「コンテナ型野菜工場」は、既に生産のノウハウを固め、安定供給をし、市場に出回らせているある企業が行う。私どもはそのコンテナを、また新たな構造方式(ハイブリッド構造体)で作り上げる。もうすぐ発表、新たなコンテナハウスの世界。このコンテナハウスはコストへの挑戦でもある。ただし「4号建築専用躯体」、ちょっとみそっかすの小建築用だ。

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栽培されたアイスプラント。シャキシャキ感がとてもいい。ちょっと塩味がある不思議な野菜。

コンテナハウスの真髄 本当の事を話そう

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現代コンテナ建築研究所は 、コンテナハウス・コンテナ建築・コンテナ住宅・コンテナショップのWEBです。コンテナハウスに関する現在の正しい知識を反映させたWEBとしても信頼と独走のWEBです。

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ISO海洋輸送コンテナは「建築に利用する」には面白い素材だと多くの方が考えますが、構造体が「壁パネル構造体」であることや、鋼材がJIS鋼材(建築基準法第37条)を使っていない事などから、現実にはISOコンテナは鉄骨の構造体として日本の建築基準法をクリアする事は真の意味では非常に難しいと考えられます。比較的判断を建築士に任せられた「4号建築」の世界でも「建築基準法第37条」は外されている訳ではなく、JIS認定材の問題はクリア出来ている訳ではありません。4号建築で比較的面積も小さいので可能かもしれないということは出来ますが、(面積も法的に規定されています)「4号建築だったら出来るぜ」っていうのも建築としては、みそっかすみたいで悲しい話です。

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4号建築の場合でもそこから先の判断は「建築主事」が決める事となりますので、建築士の技量と建築主事の裁量ということになり、明確な事は申し上げられません。ただ、製造過程も製造工場も建築士が管理していなかった、何処の工場製だかも分からないISOコンテナの中古のハコに、建築士がどれだけ積極的に責任が持てるのかという事を考えると、中古のリユースという現代的要求を建前にしたとは言え、コンプライアンスというコトバに大きな意味が生じている現代に、積極的に使いたくなる方向性にあるとは言いがたいと当社は考えています。

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しかし、それでもなお、「コンテナというモノが持つ概念は捨てがたい魅力を持っている」のです。建築が今までの歴史の中でなかなか獲得出来ないでいた特質を持っているのです。そこで、「日本の建築基準法をクリア出来、ISOコンテナとしても認められる、建築構造用コンテナを開発」し対応しています。研究すればするほど、コンテナハウスには実は大きな魅力が隠れていたのです。それはデザイン的なビジュアルにとどまらず、そのロジスティクス性、すなわちサスティナブル性へと繋がるその特質は、中古コンテナが持つ独特の魅力(謎)を超えて、新システムの建築用コンテナを開発する魅力を持っていたのです。

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コンテナは建築ではない、固定資産税がかからないなどという議論こそようやくなくなって来たように思います。コンテナは建築ではないのではなく、建築としての用途に使うものは「建築」であり、そして「建築」と考えられるものには建築基準法が適用されるのです。
「流通の過程」としてコンテナを使っているものはコンテナであり、建築ではないのです。「流通の過程」にあるかどうかは「設備(電気給排水)が繋ぎ込まれているかどうか」が大きなポイント(国土交通省通達)になりますが、そんな議論にわたくしどもを引きずり込まないで、先に行かせてください。

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相変わらず、海洋輸送用コンテナの改造建築があちらこちらで横行する中、わたくしどもはその事を誹謗中傷するなど、興味はありませんが、当社はそのグレーな世界を離れ、建築用コンテナを開発して可能になったコンテナハウスの世界をここでご紹介しています。法を守り、造り出せる世界の中で、最も大きな特徴は「ロジスティクスを内包する建築」という特質です。ある意味、メタボリズム建築なのです。また、「コンテナ」というコトバが持つシニフィエの多層性の中にあなたが感じるデザイン的魅力も多くあるのでしょう。当社はあなたの為に、それらを引き出すデザインをプロフェッションをもって応えていきます。

当社のコンテナは、建築基準法の建築の安全性を確保する為の基本的部分第37条をクリアします。JIS鋼材である事を確認出来る証明書(ミルシート)が出せるオリジナル設計のコンテナ構造体です。

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その鋼材を国土交通大臣認定工場(Rグレード)で当社指定の設計内容で溶接加工し製造しています。鉄骨造の命は「溶接工程」です。グレードは必ずしも要件ではありませんが、大きな目安になります。溶接工は免許制度です。基本的にクリアすべき事なので、あなたが相談するコンテナハウス屋さんにそれが出来ているかどうかお尋ねください。役所の建築指導課などでもその遵法性をお尋ねください。わたくしどもは正しい品質と高度で繊細なアーティスティックな製品をお届けします。

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それゆえ、当社のコンテナは上場企業などのコンプライアンス企業にも安心してご採用頂いています。コンプライアンスがますます当たり前の時代になる事は間違いない事実です。グレーなものは使えない時代となりました。

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