リゾートオフィスのリーズナブル・コンテナハウス・プロジェクト_2

人々の生活様式が変わる。「Tele_workが出来る職種はそれが基本になる」=在宅ワークが増える=住宅のあり方が変わる=アトリエ付き住居のニーズが高まる。「家で仕事する」という「フリーランス」的仕事のあり方が一般サラリーマンにも増えるのです。

これは「リゾートオフィス」が成り立つことを示しています。一部の職種(まあIT系だな)にだけ存在した「リゾートオフィス」だが、一般サラリーマンの中にもそれが可能な人が大量に出て来ます。集中していた「都会のオフィス需要」は逓減する。もっと言えば「東京一極集中は消える」のです。

「東京一極集中が消える」という論議は実は20年前にもありました。それは「インターネット」の登場によって、情報の格差がなくなり「東京」じゃなくても対応出来るようになるからだと言われました。でも実際にはならなかったのです。

それは、その時代の人が「デジタル化」「NETWORK化」について行けなかったからです。それゆえやっぱり「事件(変化)は相変わらず「港区」で起こっていたからなのです(爆)。まだまだ通信インフラの速度も遅く大量のデータを送ることができなかったから「画像」や「音声」を駆使出来なかったのです。確かにインターネット利用がごく普通に事になるのは、急激な変化でしたけれども「現在の状況」に達するまでに20年以上がかかりました。

当たり前のTELE_WORKの時代にはあと5年くらいを要するかも知れませんが「新コロナウィルス 」がそれを「超加速」した事は事実です。人とのあるいはビジネスデータとの交わりにNET上では不慣れな人たちが一気にそれを始めたのだから、まだ軋轢はあるでしょう。しかしもう止まることはありません。

私の分野で言えば
1.リゾートオフィス需要が増える
2.お手軽別荘需要が増える(20FEET_Lay_down1台で充分)
(「別荘」という概念より、「2拠点生活者」が増えるという事です)
3.宿泊事業がそのビジネスエリアと重なっていく
4.コワーキングスペースが時代的に変容し、郊外(住宅街)で「個室中心」となって増加する。
5.住宅のプランに「Tele_work室(小さくていいのだが)が増える。賃貸住宅にも同じようにそのブースが必要となる。
6.郊外の商業施設の需要が増える(昼間人口が都心から住宅に移るから)
7.つまり観光業はもう少し人々の生活の概念と近づき「ノマド」化しながら復活していく。
これがこれからの「メガトレンド」です。

そのメガトレンドに対応する「リゾートオフィス」がこれです。
このプランはLAY_DOWN_CONTAINERを2分割して2部屋構成とし、リゾート感を取り込むために「デッキ」が付いています。使わないバルコニーと違って、積極的に使いたくなるデッキです。

このタイプは2分割している関係で、「個人需要」というより、事業者向けでこれらを数棟立てていただき運営するようなタイプです。その中で最もリーズナブルな対応が出来るように計画したものです。

たとえば千葉の一宮のような所が「仕事場」という新たな概念とともにサーフスポットとしてもさらに発展する可能性を持ち始めたのです。

リゾートオフィス時代の始まりにリーズナブルなコンテナハウス発表!

出来るだけリーズナブルなコンテナハウスの計画をするには

1.単独のコンテナで成り立つ企画を考える事が重要であるが、ノーマルの20FEETコンテナには限界がある。W2438XD6058XH2896(またはH2591)のプランはどうしてもヒューマンスケールの計画をするには「細長い」(横サイズが短すぎる)のです。
それでも今までそれなりに成り立つ企画を発表してきたが、新たな試みとしてハイキューブコンテナを「横倒しにしたプロポーション」で使えるコンテナを開発しました。

2.その「横倒しにしたプロポーション」では今度は「天井高さが低くなる」のだが、それを可能な限り室内高さを確保したものでCH=2200mmまで取れるようになった。2200mmという天井高さはやはりちょっと低めだが、それでもプランの自由度に比べれば、画期的な方法と考えています。しかも床面積は16%上昇し、20FEET単独で16㎡取る事が可能になります。(普通のプロポーションなら13.5㎡)

3.このやり方で、すでに横にデッキをつけた「宿泊施設」や「別荘」などに使えるタイプはすでに発表していますが、今回はそれをさらにリーズナブルにする事と、時代の流れの中で、「リゾートオフィス」とも言うべき、あるいは「タイニーハウス_for_Telework」とも言うべき新たな需要へのソリューションとして計画いたしました。

プランは下記のようなものです。

これは「画期的な側面を持っています」その画期的側面というのは
A.20FEETコンテナ単独で完結している。
B.現場での作業が非常に少ない
C.屋根なしデッキバージョンの延べ床面積は9.99㎡で、条件が揃えば「建築確認申請の必要がない」
D.建築確認申請をするにしてもここまで標準化すればその申請も簡単にすむ。
列記した上記の特徴は全て、極めてローコストにつながる要素となるのです。

顧客のために、あらゆるタイプのコンテナを揃えています。

当社のコンテナの対応サイズは色々あるので、わかりやすくするために整理し始めました。

チビすけの「量産タイプ」はこのようなラインナップになるという事です。これらは「構造のタイプ」ですので、これらにデザインや、機能が加わり「建築物」になっていくわけです。

未だかつて「コンテナ建築屋」がこんな整理が出来た会社があっただろうか(反語)。

当社ではこの「構造体デザイン」のレベルを「メタデザイン」と呼んでいます。これから先、「デザイン的スタイル」とか「機能」とか「人間の証明」が加えられていくプロセスを「コンタクトデザイン」と呼んで、若い衆には、デザインのプロセスをわかりやすく、かつ「インダストリアル」に説明しています。

あなたが望むものをお伝えいただけば、これらのタイプから適切なものを選択し、あなたのためのソリューションを見つけます。

ここで掲載しているものは比較的リーズナブルに対応できるタイプです。さらにオリジナリティあふれるものをお望みの方には、もちろんあなたのために特別なデザインを起こします。

20FEET_コンテナ2台で100㎡の「飯場」(爆)

おっちゃんのための沖縄仕事場。ちょっと大きめの現場の現場事務所です。

あ、飯場(はんば)です。私はそこの飯炊きです(爆)最近はこのパッケージディール方式のヴァリエーションプランしか描いてないんじゃないかという疑惑があります(爆)でも画期的。コンテナ2台で100平米まで作れる(驚)

飯場=はんば(google解説によると・・・)
土木工事や鉱山の現場にある、労働者の合宿所。また、そこに頭(かしら)が配下の労働者を宿らせ、支配する仕組み(爆)

という時代錯誤な解説。今や、かしらが「作業員様の宿泊施設を準備しなければ作業員様には来ていただけないので、その宿舎を準備させ得ていただく」という作業員様に支配されている件です。

さて、ふざけていますが、このプランを見て色々と妄想が広がるあなた。あなたはコンテナハウスのオーナーにふさわしい。あなたのやりたい事をどうぞお伝えください。

でもこれは実際に可能なプランです。そして両サイドはあなたが作りたいガレージや、アトリエが作れるという夢のプランです。ただ流石にコンテナ2台の価格というわけにはいかないですけどね。

テレワークスタジオ付_新時代賃貸コンテナハウス

リゾートオフィス・ワーケーション・新時代賃貸住宅として企画されたDWELING_UNIT

時代的に住宅に「テレワーク」のしやすいスタジオ付きが望まれるようになる。その新たなニーズに対応した小家族向けアトリエ住居の「賃貸向けモデル」である。

当社の独自企画の「ハイキューブコンテナを横倒しのプロポーション」で使うLay_down型で居住空間を快適な状態で確保し、昔の「縁側」のような屋根付きアウトドアデッキも確保する。そこは「ちょっとした会話は外で」、中では「Tele_work」でビデオ会議もやりやすいスタジオ型テレワーク向け空間。

新たな生活様式を取り入れながら明日に向かいたい。

コンテナの工法としては「ハイブリッド工法」を使い、コンテナとコンテナの間を、コンテナ1台分を開けながら配置し、1戸分はコンテナは1台しか使わない、その間は「在来工法」の鉄骨で繋ぎ、壁床天井を作り、全体にオーバールーフをかける現代コンテナ建築研究所独自の工法。全てコンテナを使うよりリーズナブルに建築可能だ。

何より、使いやすいプラン。そして「新たな時代」を予感させるビジュアルは大事にしている。リゾートリッチで10戸から20戸程度の集住体を構成し、センター機能で「ビジネスステーション(コピー・FAX・PDF・事務代行機能)などを構成し、サロン的なスぺースを作れば、リゾート宿泊施設・リゾートオフィスとして「ワーケーション」の概念で構成することが可能だ。

内部のグレードにもよるが、¥8.000.000-/戸程度から建築可能だ。

コンテナハウスの旅館業法

コンテナハウスで宿泊施設を作っても、旅館業法はクリアできるの?

コンテナハウスを建築基準法をクリアする状態で作り、保健所に事前相談し、旅館業法をクリアする状態にしていれば「コンテナハウス」だから出来ませんと言うような規制はありません。ホテルにするのか、旅館にするのか、簡易宿所にするのか、その内容を確かめながら計画を進めましょう。ただ「民泊」という世界はこの「旅館業法」の世界とはまた別のものですから、そこは確認して、「民泊」でいいのならそれで計画を進めます。

ホテルなどの宿泊施設の営業は、「建築基準法」「消防法」「旅館業法」が絡みますので、それらの窓口で納得できるよう、自分でもしっかり調べ、相談をして進めましょう。また上記の申請をする時点で、近隣の区長さんなどから、合意の意思をもらったりなど、直接「建築基準法」や「消防法」や「旅館業法」とは関係ない項目などもJPありますから、関連申請のことも行政でしっかり聴取いたしましょう。

リゾート施設などを考えるときは、敷地が「自然公園内」だったりする事もあります。そうなると、また公園法などによって別の申請が必要だったり、建ぺい率、容積率が別の法令で縮小されていることなどもあります。また「敷地や前面道路」などからの「離隔」を求められるケースもあり、小さめの敷地だと「幾ばくも建てられない」という事もあります。

上記のように色々と束縛の多い業種になりますが、それはやはり「不特定多数」の公衆安全や、公衆衛生を守るという意味で「法」の規制も厳しくなります。また、自然を守るという意味や、「汚水雑排水」などの放流に関してもうるさくなりますので、専門家に相談するのが間違い無いでしょう。

建築事務所の方々も万能では無いので、窓口をしてくれたとしても専門は「建築の設計」ですから、保健所の件やその他の件は「宿泊事情に詳しい方」ににまた相談してくれるでしょう。そうやってあなたの計画が、順調に行くことを願っております。

さて、アフターコロナ特集(アフターコロナの仕事空間・宿泊空間)を作りました。こちらもどうぞ。

はいむるぶしとコンテナハウス

南の島から「コンテナハウス」はオファーがよくかかる。

理由は解っている。島にはそのスケールによっては建設会社が多いとは言いがたい。沖縄本島などであれば補助金も多く、公共事業はまだ多いが、離島となると、ビジネスとして成り立つのはマリンゼネコン系などが公共事業の発注を受けるくらいだ。小笠原系などはまだ「東京都」だから公共事業のインフラ事業、つまり土木工事などはまだある。しかし、民間の「住宅」や「宿泊事業」などではそれを建設してくれる会社すら乏しくなる。

そんな時「コンテナハウス」は一つのソリューションとなり得る。

作り上げて「船に乗せて=コンテナだから」運ぶ。届け先では「基礎工事」と「設備系の繋ぎ込み」はあるものの、本体の工事は出来上がって持ってくるから現地での工務店依存度は極めて低い。いざという時は施工期間は短いので職人を連れて行く。本土で作り上げる本体価格は「本土価格」そのものだ。もちろん最終的に「船で運び、現地の敷地まで運び、設置する」という作業には輸送コストも発生するが、もともと「離島建築」はすべからく「輸送費がモノに覆い被さっている」ので、それらの価格よりはうんと低価格で実現可能だ。南大東島などでは建築費は本土の3〜4倍と聞く。コンテナハウスは輸送してもそんなに高価な状態にはならないので離島からのオファーも多いのだ。

「はいむるぶし」が改装工事を行った。ちょっとだけ手伝わせて頂いた。ガーデンレストランのドリンクバーにコンテナハウスを使ってもらった。なかなか可愛いモノが出来たと思う。その可能性を感じてくれたクライアントが設計担当の日建設計に依頼して採用が決まったらしい。

実際、これらが建っている離島からはよく問い合せがやってくる。沖縄本島はもとより、久米島、八重山諸島の石垣島、宮古島、鳩間島、小浜島、太平洋側の小笠原諸島、父島、母島、・・・・・事実施工は可能だ。

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