アフターコロナの「商業施設」の一つのあり方

このプランは「商業施設」をイメージしている。1つだけずれたコンテナで、他は正方形に組み合わせたコンテナで中庭のように囲む形式をとっている。

フードコートのような構成を考えている。そこに入るテナントは事業企画次第だ。
ポイントは内部のコート部分の天井が高く組まれ吹き抜けを構成している。高い部分へ抜けていく「換気システム」を導入し、内部の空気は「ただよわず」に上部へと抜けていく空気の流れを作る。これからの基本のような空気調和の考え方だ。

このような構造体は現代コンテナ建築研究所では「ハイブリッド工法」としてすでに確立している方法で、屋根の形もいろいろな形で対応する事ができる。

テレワーク時代の既存マンションのリフォーム

本格的テレワーク時代がやってきた。住宅のプランもそれに合わせた生活スタイルを快適に過ごせるように、空間の要望も変わってくる。

エントランス(インターフェース)エリア近くに「テレワーク」が出来る空間が欲しい。掲載の改装プランはかなり本格的テレワーク室だが、「少し大きめのトイレ空間」程度でもいいから、「隔離」しようと思えば「隔離出来る」空間が欲しい時代だ。

自由なスタイルで仕事に臨める時代の到来だと思えば積極的な意味合いに考えることが出来るだろうが、「突然のテレワーク時代到来」に、ちょっと戸惑いは隠せない。

マンションリフォームもどうぞご相談ください。

こちらにはアフターコロナ時代の変化特集を組んでいます。どうぞご覧ください。

新作企画_20FEET_連棟型_デッキ付宿泊施設38㎡/戸

1戸に20FEET_LAY_DOWNを1台と、イクステンションで1台分の面積を稼ぎ38㎡にする。
コンテナ2台分の面積でありながらコストは2倍にはならない。そもそも13.516㎡のコンテナを横倒しで使うので1台が16㎡、少し天井が低いがプロポーション的に居住室として使いやすい寸法体系になる。これは「発明」だ。しかもイクステンション式だから可能になるプランだ。750万円/戸で建設可能。

10戸建築したとして、7500万。年間稼働率60%で年間売り上げ4320万(1泊2名X1000=20000)。単純計算で2年で償却。半額にしても4年で償却。稼働率60%計算です。十分収支が成り立つ。

リゾートオフィスのリーズナブル・コンテナハウス・プロジェクト_2

人々の生活様式が変わる。「Tele_workが出来る職種はそれが基本になる」=在宅ワークが増える=住宅のあり方が変わる=アトリエ付き住居のニーズが高まる。「家で仕事する」という「フリーランス」的仕事のあり方が一般サラリーマンにも増えるのです。

これは「リゾートオフィス」が成り立つことを示しています。一部の職種(まあIT系だな)にだけ存在した「リゾートオフィス」だが、一般サラリーマンの中にもそれが可能な人が大量に出て来ます。集中していた「都会のオフィス需要」は逓減する。もっと言えば「東京一極集中は消える」のです。

「東京一極集中が消える」という論議は実は20年前にもありました。それは「インターネット」の登場によって、情報の格差がなくなり「東京」じゃなくても対応出来るようになるからだと言われました。でも実際にはならなかったのです。

それは、その時代の人が「デジタル化」「NETWORK化」について行けなかったからです。それゆえやっぱり「事件(変化)は相変わらず「港区」で起こっていたからなのです(爆)。まだまだ通信インフラの速度も遅く大量のデータを送ることができなかったから「画像」や「音声」を駆使出来なかったのです。確かにインターネット利用がごく普通に事になるのは、急激な変化でしたけれども「現在の状況」に達するまでに20年以上がかかりました。

当たり前のTELE_WORKの時代にはあと5年くらいを要するかも知れませんが「新コロナウィルス 」がそれを「超加速」した事は事実です。人とのあるいはビジネスデータとの交わりにNET上では不慣れな人たちが一気にそれを始めたのだから、まだ軋轢はあるでしょう。しかしもう止まることはありません。

私の分野で言えば
1.リゾートオフィス需要が増える
2.お手軽別荘需要が増える(20FEET_Lay_down1台で充分)
(「別荘」という概念より、「2拠点生活者」が増えるという事です)
3.宿泊事業がそのビジネスエリアと重なっていく
4.コワーキングスペースが時代的に変容し、郊外(住宅街)で「個室中心」となって増加する。
5.住宅のプランに「Tele_work室(小さくていいのだが)が増える。賃貸住宅にも同じようにそのブースが必要となる。
6.郊外の商業施設の需要が増える(昼間人口が都心から住宅に移るから)
7.つまり観光業はもう少し人々の生活の概念と近づき「ノマド」化しながら復活していく。
これがこれからの「メガトレンド」です。

そのメガトレンドに対応する「リゾートオフィス」がこれです。
このプランはLAY_DOWN_CONTAINERを2分割して2部屋構成とし、リゾート感を取り込むために「デッキ」が付いています。使わないバルコニーと違って、積極的に使いたくなるデッキです。

このタイプは2分割している関係で、「個人需要」というより、事業者向けでこれらを数棟立てていただき運営するようなタイプです。その中で最もリーズナブルな対応が出来るように計画したものです。

たとえば千葉の一宮のような所が「仕事場」という新たな概念とともにサーフスポットとしてもさらに発展する可能性を持ち始めたのです。

顧客のために、あらゆるタイプのコンテナを揃えています。

当社のコンテナの対応サイズは色々あるので、わかりやすくするために整理し始めました。

チビすけの「量産タイプ」はこのようなラインナップになるという事です。これらは「構造のタイプ」ですので、これらにデザインや、機能が加わり「建築物」になっていくわけです。

未だかつて「コンテナ建築屋」がこんな整理が出来た会社があっただろうか(反語)。

当社ではこの「構造体デザイン」のレベルを「メタデザイン」と呼んでいます。これから先、「デザイン的スタイル」とか「機能」とか「人間の証明」が加えられていくプロセスを「コンタクトデザイン」と呼んで、若い衆には、デザインのプロセスをわかりやすく、かつ「インダストリアル」に説明しています。

あなたが望むものをお伝えいただけば、これらのタイプから適切なものを選択し、あなたのためのソリューションを見つけます。

ここで掲載しているものは比較的リーズナブルに対応できるタイプです。さらにオリジナリティあふれるものをお望みの方には、もちろんあなたのために特別なデザインを起こします。

20FEET_コンテナ2台で100㎡の「飯場」(爆)

おっちゃんのための沖縄仕事場。ちょっと大きめの現場の現場事務所です。

あ、飯場(はんば)です。私はそこの飯炊きです(爆)最近はこのパッケージディール方式のヴァリエーションプランしか描いてないんじゃないかという疑惑があります(爆)でも画期的。コンテナ2台で100平米まで作れる(驚)

飯場=はんば(google解説によると・・・)
土木工事や鉱山の現場にある、労働者の合宿所。また、そこに頭(かしら)が配下の労働者を宿らせ、支配する仕組み(爆)

という時代錯誤な解説。今や、かしらが「作業員様の宿泊施設を準備しなければ作業員様には来ていただけないので、その宿舎を準備させ得ていただく」という作業員様に支配されている件です。

さて、ふざけていますが、このプランを見て色々と妄想が広がるあなた。あなたはコンテナハウスのオーナーにふさわしい。あなたのやりたい事をどうぞお伝えください。

でもこれは実際に可能なプランです。そして両サイドはあなたが作りたいガレージや、アトリエが作れるという夢のプランです。ただ流石にコンテナ2台の価格というわけにはいかないですけどね。

テレワークスタジオ付_新時代賃貸コンテナハウス

リゾートオフィス・ワーケーション・新時代賃貸住宅として企画されたDWELING_UNIT

時代的に住宅に「テレワーク」のしやすいスタジオ付きが望まれるようになる。その新たなニーズに対応した小家族向けアトリエ住居の「賃貸向けモデル」である。

当社の独自企画の「ハイキューブコンテナを横倒しのプロポーション」で使うLay_down型で居住空間を快適な状態で確保し、昔の「縁側」のような屋根付きアウトドアデッキも確保する。そこは「ちょっとした会話は外で」、中では「Tele_work」でビデオ会議もやりやすいスタジオ型テレワーク向け空間。

新たな生活様式を取り入れながら明日に向かいたい。

コンテナの工法としては「ハイブリッド工法」を使い、コンテナとコンテナの間を、コンテナ1台分を開けながら配置し、1戸分はコンテナは1台しか使わない、その間は「在来工法」の鉄骨で繋ぎ、壁床天井を作り、全体にオーバールーフをかける現代コンテナ建築研究所独自の工法。全てコンテナを使うよりリーズナブルに建築可能だ。

何より、使いやすいプラン。そして「新たな時代」を予感させるビジュアルは大事にしている。リゾートリッチで10戸から20戸程度の集住体を構成し、センター機能で「ビジネスステーション(コピー・FAX・PDF・事務代行機能)などを構成し、サロン的なスぺースを作れば、リゾート宿泊施設・リゾートオフィスとして「ワーケーション」の概念で構成することが可能だ。

内部のグレードにもよるが、¥8.000.000-/戸程度から建築可能だ。

コンテナハウスとコワーキングスペース(住宅街立地)

アフターコロナの時代に要求される「コワーキングスペースの標準設計」=郊外の住宅街に出現する「コワーキングスペース」

自由な仕事の取り組み方とそれを可能にする空間企画(創造の杜企画)

新コロナウィルス の渦中の時でも「コワーキングスペース」が盛況で、少々困惑した感じになっていました。当時避けようとしていた3密になってしまうからです。なぜ、コワーキングスペースに人々は押しかけたのでしょう。

私は、コロナ渦がひと段落すると、アフターコロナの世界では「コワーキングスペースのニーズ」に新たな変化が生まれると考えています。都心型ではなく、郊外型のコワーキングスペースのニーズが高まると考えています。今まで見向きもしてくれなかった「住宅街の駅そばに俄然このニーズが高まる」と考えています。

その理由は「Tele_work」がアフターコロナの世界では、定着するからです。「Tele_work」の有用性は兼ねてから語られていた事ですが、「働き方改革」の後押しも虚しく、理解しない会社の上司たちは改革的変化を望みませんので、それを広げる、あるいは定着させる事をしませんでした。しかしコロナ渦の時には、必要に迫られて多くの企業が導入しました。その有用性を多くの人々が確認することになりました。

この事は、コロナ渦が終わってもその企業の多くがそのまま導入し続ける割合が高いと考えるのが必然でしょう。企業にとっても固定的な経費の節減になります。コミュニケーションに問題がない職種では、「通勤者の数を減らす努力」に合致します。

また、それに加えて都市構造も変化をし始めます。昼間人口の多い都市部から人が減少し、住宅地の昼人口が増加します。都市部に流れる人の数が減少するからです。この仕事の仕方は、本当は、かねてより皆も望んでいる事でした。しかしながら、急に取り組んだコロナ渦時の「tele_work」の状況では望まない状況があります。

それは「家でやりたくない」という切実な願いです。「狭い」「うるさい嫁がいる」、「可愛いけど、遊べとうるさい子供がいる」、幸せなはずの構図は仕事の上では必ずしもそうでもありません。世の中の方々はそう考えます。それだけではなく、「仕事のオンオフにメリハリつけたい!」そう考えます。

郊外住宅街駅そばのスペースに「コワーキングスペース」があると、通勤するでもなく、近隣のコワーキングスペースで仕事に専念する事が出来ます。このニーズが俄然高まるのです。今までは「コワーキングスペース」はどちらかというと「都市部」でした。それはそれで今まで通りニーズはあるのですが、爆発的に増えるのが「郊外型コワーキングスペース」なのです。今までのコワーキングスペースは「小さな会社」や「フリーランサー」の方々にとって便利なオフィススペースでした。これからは「仕事をtele_workで行う」方々にも歓迎される空間となるのです。

この取り組み方が「普通」になって行く背景の中で、「レンタルオフィス的概念」にも変化が訪れます。それは「WE WORK」などの活動の中でもコワーキングオフィスが孤独な小事務所の集合体ではなく、「自由な発想の新たな時代の仕事のやり方」というイメージが定着し始めていたものが、加速的にその概念定着が行われ、時代的に「普通のあり方」あるいは「先進的なあり方」に変化していくのです。

コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方でもありますから、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持っています。さて、そうなりますと運営側へのホスピタリティの高さも要求されるようになって行くのは間違い無いですが、それは「コスト」と共にあるものですから、開発する「新業態」の位置付けをはっきりすれば良いだけです。ただし、「ここまでは装備しよう」という新たな指標は出来て来るのでしょう。

それらを総合的に考えた企画をお届けいたします。

この展開の方向にはいくつかの方向性があると考えています

●徹底的に個室型のニーズを追求する形
●徹底的にシェアオフィス型の床効率重視型の「協業スペース」を重視する方向
●その中庸の方向性=(個室と協業スペースの両方をバランスよく取り入れる方向)

アフターコロナ渦の「tele_work」スペース確保を一つのコンセプトとした時
まさに「tele_work」の仕事のやり方の一つのシーンである「NET_会議」対応の必要性があります。
この対応には「話声対策」が絡むので「個室型」のニーズが多い事が予想されます。
あるいは法人登記「NET_会議」用スペースをオプション等で準備するなどの対策が考えられます。

一方で普通に「喜んで頂ける快適なオフィス空間」である事が重要です。
まずはアフターコロナのオフィスとしての「新時代生活様式のクリア」=「環境衛生概念の徹底追求」
また、オフィスとしての要望は概ね2つの方向性が考えられます。一つは単純にオフィス機能のサービスです。

1.複合機などの機能サービス(PDF、コピー、FAX(?いるかな)
2.電話秘書サービス
3.宅配便や郵送物の代理送付、代理受け取りサービス
4.起業のための「法人としての登記可能サービス」
5.打ち合わせスペースの確保・会議室の確保
などです。
もう一つは「ホスピタリティ」
1.フリードリンクサービス
2.OFF感覚の休息スペース3.フリースペース用の「電話ブース」

建築空間として「新時代生活様式のクリア」=「環境衛生概念の徹底追求」も行わなければなりません。
十分な容量の「換気設備」、空気の流れを熟慮した空気調和設備、衛生概念を十分取り込んだトイレ設備などです。

この企画において必要と考えられる機能空間および設備を列挙します。

A1.個室的執務スペース
A2.協業用執務スペース
A3.会議室・打ち合わせ室(NET会議可能な設備付_又は高速WiFi)
A4.休息スペース
A5.運営側事務スペース
A6.講習会などを開催できるスペース
A7.休息スペース又はCAFEのようなスペース
A8.トイレスペース
A9.郵便・宅配受け取り装置

B1.除菌機能付きエアコン(次亜塩素酸による殺菌)
B2.共用空間の扉などは「自動扉」(触らずに済むもの)
B3.個室の空気調和設備は「外気導入型陽圧系」とする(他の共用空間などから空気の流入がない)
B4.一般的感染防止策の徹底
B5.トイレなどの「除菌」グッズの徹底
B6.WEB会議が無理なく可能なデジタルインフラ(高速インターネット導入)

わずか10㎡のコンテナハウスには「わけ」がある

20FEETコンテナの建築基準法上の面積は13.27㎡程度ですが、このコンテナハウスは一部の屋根板が貼られていなくて、延床面積は9.99㎡になっている。

室内はちょうど日本人的に言えば「6畳間」の空間だ。会議テーブルを置き、6人から8人の会議が可能だ。実際にこのコンテナハウスは「会議室」だ。

3連棟は少し角度を変えながら設置された
入り口部分は浮いていて、サッシ部分の柱のところで基礎に緊結されている
アプローチの階段
設置された時の写真

当社にはこの面積で「宿泊施設バージョン」がある。しかも「シャワー・トイレ・洗濯機置き場・ロフトベッド・ミニキッチン」をつけてさらに4畳半程度のスペースがある。

宿泊施設バージョン

20FEETで完結するという「最小限住宅」的作りは「小屋」的ノリでどこかそそるものがあるが、もう少し面積はなんとかならないものがという問いかけに対しては、このハイキューブコンテナを横倒しにしたプロポーションで使う16㎡バージョンというのもある。このパターンは実際に「戸建て型宿泊施設」としては最小でありながら、実際に使い勝手もいいパターンが構成できる。究極の「コンテナハウス」だと考えている。どちらも単独コンテナとしては究極バージョンである。