コールテン鋼材とコンテナハウス

コールテン鋼材は
サビを纏わせてサビを防ぐという独特の形でサビを克服しようという耐候性鋼です。
当社のコンテナの外壁材にはこのコールテン鋼材が使われています。
サビによる腐食に強いとされてます。
ただし「塩分」があると、酸化被膜の形成がうまくいかず、
進行は遅いものの、止めることはできない場合があります。

cor-ten_img_02
UNADJUSTEDNONRAW_thumb_2335

コンテナハウスのサイズ コンテナ サイズの完全解説

コンテナハウスのサイズを解説致しましょう。

海洋コンテナの一般的サイズは長さが2種類、高さが2種類。
その組み合わせでコンテナのサイズは結局4サイズがあります。

container_dimenjion

さて上記のように海洋輸送用の寸法は一般的に使われるものは4種類です。
archimetal.jpでは上記のどれも作れますが
最もポピュラーなのは20FEETのHi_Cubeタイプです。
場合によっては20FEETの_normalも使います。
40FEETでは_Hi_Cubeタイプのサイズを使うことが多いです。

日本の建築基準法では輸送用のISOコンテナを使うことが出来ないので
実際には全て建築用のコンテナを設計から起こして作る事になるのですが
サイズは「コンテナ船」で運び、コンテナトレーラーで運ぶ事にロジスティクス上のメリットがありますから
海洋輸送用のコンテナのサイズで作ります。
でもこの事は「世界につながる道がある」という素晴らしい事でもあります。

20FEETが多いのは、実は40FEETの長さがトレーラーに載せて運ぶ時にはヘッドを入れますと、16M程度の長さになり、
一般的な物件を作る場所(敷地)に搬入することが難しいことが多いからです。
その点20FEETは、世田谷の街中などなかなか道の狭いところでは無理な事もありますが、概ね運べることが多いです。
それでも専用トレーラーでは難しいケースもあり、色々と工夫はしていますので、
狭い道の方もとりあえずご相談ください。

日本の道路交通法では3Mまでは一般道を走れますが、特別な許可が必要になったりします。

さて、シロウト考えですと、コンテナハウスはこれらのコンテナを単純に繋いでいくことになるのだろうと思ってしまいます。
実はもうそんなことはありません。下記をご覧ください

container

上記のようにその繋ぎ方に色々な工法を編み出しているので
単純にモジュールの寸法の倍数ということはないのです。

それにまた、20FEETに限った話なのですが
コンテナを横倒しにしたプロポーションや
縦型にしたプロポーションで使う方向で作る事も出来るのです。
これは現代コンテナ建築研究所が開発した手法なので
他社でやっていたとしたら当社の真似事という事になります。

ガレージ

上記で解説した繋いでいく工法には
「ハイブリッド工法」と「イクステンション工法」という当社独自の工法があります。

ハイブリッドは下の写真のような方法です。
コンテナとコンテナの間を離し、それらを鋼材で繋いでいくのです。
寸法の自由度も確保しながら、コンテナ数を減らしてリーズナブルな物件として仕上げる事も出来ます。

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_1e59

イクスパンション工法とは「端部」などに鋼材を繋いで「ガレージを作ったり、倉庫を作ったり」する方法です。
構造的に限界もありますが、ちょっとした増床などに使う手法です。

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_209f
UNADJUSTEDNONRAW_thumb_209e

これらの方法によって「元々のコンテナのモジュールサイズは決まっています」が、
自由な寸法体系で計画し始めたのがコンテナ建築の自由度を獲得した現代コンテナ建築研究所の独自の道だったのです。